飲むだけで痩せる⁉︎魔法の飲み物3選【飲み方や飲むタイミングを解説!】
年間10000件もの外来を行っている、現役糖尿病内科医の薗田です。
飲むだけで痩せられるなんて、そんな魔法の飲み物が存在するのでしょうか?
今回は、海外の論文で発表されているダイエット効果のある飲み物を3つを飲み方や飲むタイミングも合わせて紹介していこうと思います!
魔法の飲み物①リンゴ酢について
リンゴ酢のダイエット効果
リンゴ酢には以下のようなダイエット効果があります。
・血糖値の上昇を抑える
・脂肪を燃焼する
・食べ過ぎを防ぐ
他にも・・・
・LDLコレステロールを低下させる
・血圧を低下させる
といった作用があります。
リンゴ酢の選び方
世の中には様々なリンゴ酢が販売されていますが、一体どれを選べばいいのでしょうか?
リンゴ酢を選ぶ際は、純リンゴ酢を選ぶことをおすすめします!
純リンゴ酢とは、原材料名の部分に「りんご」または「りんご果汁」のみ記載されているもの。
その他の表記がある場合は、甘味料や香料などが添加されている場合が多いです。
甘みのあるものを選ぶと逆に血糖値を上げてしまう原因になるので注意が必要です。
”リンゴ酢×⚪︎⚪︎”効果的なとり方
1日30mlのリンゴ酢を摂ることで効果を発揮することができます!
摂りすぎは逆効果になってしまうので、1日30mlを目安に続けてみましょう!
おすすめの組み合わせは以下の通りです。
・リンゴ酢×納豆
・リンゴ酢×オリーブオイル×塩(ドレッシング代わりに!)
・リンゴ酢×麺類
・リンゴ酢×鷹の爪
・リンゴ酢×にんにく
・リンゴ酢×グレープフルーツ
・リンゴ酢×トマトジュース
ただし、注意点もあります。
↓詳しくはYouTubeで解説していますので、こちらも併せてご覧ください!↓
続く↓↓↓
魔法の飲み物②コーヒーについて
コーヒーのほろ苦さが甘いお菓子を誘惑しますよね。
お菓子の食べ過ぎには要注意ですw
コーヒーのダイエット効果
コーヒーに含まれるカフェインには脂肪燃焼効果があると言われています。
コーヒーを飲むことで、脂肪を分解するリパーゼの働きが活発になり
脂肪を分解しエネルギーに変換してくれる役割があります。
コーヒーを飲むだけで代謝アップが期待できますね!
また、コーヒーに含まれるクロロゲン酸には血糖値の上昇を抑える効果があります。
クロロゲン酸とはポリフェノールの一種で、実際にコーヒーを飲むと血糖値が改善されたというデータが出ています。
コーヒーの効果的な選び方&飲み方
コーヒーは1日2〜3杯を目安にしましょう。
飲みすぎると睡眠の質が低下したり、頻尿などの症状がでる場合があります。
また、妊娠中や授乳中の方は1日1杯程度にしましょう。
ブラックコーヒーを選ぼう
加糖のコーヒーは血糖値を上げてしまう原因にもなります。
必ず無糖のものを選びましょう。
また、ミルク入りのコーヒーも脂質が上がってしまうため注意が必要です。
ホットコーヒーを飲もう
身体を温めることで代謝がアップします。
冷たすぎるものを飲むと身体を冷やしてしまう原因になるため、ホットコーヒーを選択してみましょう。
深煎りのコーヒーを選ぼう
深煎りのコーヒーの方がカフェインの量が抽出されます。
お家で飲むときはドリップコーヒーで淹れてみると、
ボトルや缶のコーヒーと比べてカフェインをより多く抽出することができます。
時間のない場合は、缶コーヒーやボトルのコーヒーを選んでも大丈夫ですよ!
飲むタイミングは食前がおすすめ!
コーヒーは食前に飲むことで、食後の血糖値の上昇を抑えてくれます。
夕方〜寝る前に飲むのは睡眠の妨げになりますので控えましょう。
脂肪燃焼を助けてくれるので運動前もおすすめですよ!
魔法の飲み物③緑茶について
緑茶のダイエット効果
緑茶は日本人の生活に取り入れやすい飲み物ですよね!
そんな緑茶のどのような成分がどんな働きをするのか詳しく見てみましょう。
カテキンの効果
カテキンはよく耳にする言葉だと思いますが、
カテキンには脂肪を燃焼し、体脂肪を減らすのを助ける働きがあります。
また、コレステロールを減らす働きもあります。
特定保健用食品にもカテキンが使用されている飲料がありますね!
カフェインの効果
コーヒーと同じく、緑茶にもカフェインが含まれています。
こちらも脂肪を燃焼してくれる効果があります。
コーヒーよりカフェインの含有量は少ないですが、寝る前の取りすぎは注意しましょう。
テアニンの効果
こちらは脂肪を燃焼するといった効果はありませんが、
テアニンにはリラックス効果があります。
ダイエットにストレスは禁物!
日々の生活に疲れを感じている方は取り入れてみることをおすすめします。
緑茶の効果的な飲み方
日常に取り入れやすい緑茶ですが、飲みすぎるとカフェインの取り過ぎになってしまいます。
目安量として1日コップ5杯(1L)程度にしておきましょう。
飲むタイミングは食前がおすすめ!
コーヒーと同じく食前に飲むと血糖値の吸収を穏やかにしてくれます。
また、運動前に飲むことで、脂肪の燃焼をサポートします。
濃くお茶を出す
お茶の種類で言うと
煎茶<番茶<玉露の順でカテキンの含有量が増えていきますが、
このあたりは特に気にしなくても良いでしょう。
気軽に取り入れられるペットボトルの緑茶で問題ありません。
急須でお茶を入れる際は、少し濃いめに淹れてみるとより効果を得られると思います。
いかがでしたか?
ダイエット中の方、血糖値を下げたい方、コレステロールを下げたい方など日々の生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。
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